進歩制度は、班制度とならんでボーイスカウト活動の特色ある教育法で、その年代にふさわしい挑戦科目を設定して、自発的に履修させ、それを認定して記章(バッジ)を与えて評価することによって少年たちの成長を励ますものです。進歩制度は活動の目標を達成していくための手法であり、進歩科目の履修にあたっては、成長段階に応じた適用をはかっていきます。

 ビーバースカウト部門でも、スカウトの仲間として、その年代に応じた進歩科目を設け、また、カブスカウトへ進むことを目指しています。ビーバースカウトの進歩過程は次の2つの柱からなっています。


ビーバースカウトは学年により次のように呼称します

ビーバー・・・小学1年生

ビッグビーバー・・・小学2年生


木の葉章科目は「生活」「健康」「自然」「社会」「表現」の分野に分け、それぞれの細目を決めています

科目 細目の数(38) 木の葉章の色

生活

 8
健康
自然
社会
表現

これらの科目・細目はビーバースカウトの全機関にわたって共通です。

ビーバースカウトは、どの細目を行っても、木の葉章1枚が与えられ、同じ細目を何回行ってもよいのです。バランスよく、すべての科目を修得するようプログラムを計画しています。


小枝章は木の葉章10枚をとる毎に1個が与えられます。小枝章は布製で制服の帽子左に縫い付けます。